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どもりを克服したい。その一心で今までやってきた。 だけど心が折れそうになる・・・。 世間の冷たい風に晒され、私たち吃音者はどこに向かうのだろうか? その先に幸運という名のレールは見えるのか? これはフィクションではない。本当にあった、壮絶な吃音者の物語である。
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04.20.04:00

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  • 04/20/04:00

10.08.10:29

吃音者の隠蔽体質

こんなやりとを目にした。
226 :病弱名無しさん
初出社 今日はどうにか「おはようございます 〇〇ですよろしくお願いいたします」 と言えたが 帰り際 事務所で「....お先失礼します」とスムーズに言えなかったよ セラニンを忘れて体が滅茶苦茶きつかった。 楽に生きたいわ
しばらくは薬漬けになりそうだ
227 :病弱名無しさん
>>226
とりあえず仕事お疲れ
俺も似たような状況で日々悩んでる
けどツラくても働かないと食っていけないから
心臓バクバクさせながら我慢して出社してる

本当は今も心も体もボロボロだけど明日が怖くて寝られない


どうやら薬漬けで吃音を改善させようとしているのが手に取るようにわかる。
確かに何かに頼らなければ、吃音者が正常なセインを保ち生活するのは難しいと言えよう。
だがしかし、薬に頼るのは倫理的な問題以前に、身体的なしがらみを増幅しかねない。
私も薬に頼った時期があったのは否定できないが、それも長くは続かなかった。
なぜなら、吃音改善の根本的な特効薬にはなりえなかったからだ。


またこんな話題もあった。
229 :病弱名無しさん
「どもり」は放送コードに引っ掛かるんだよね。
「どもる」はOKなんだけどね。

なるほど。どもりは差別用語になるのか。
確かに障害者というだけで、差別用語と言われる現在の日本において、どもりという単語は差別の対象になるかもしれない。
しかし、それを容認していては吃音者に対する社会的な理解が進まないのではないかと私は考える。
ある程度、世間の注目を集める必要もあるのではなだろうか。
今風に言えば、炎上させることも必要悪と考えられる。

吃音者は、自分が吃音者であることを必死に隠そうとする。
私自身もそうである。
しかし、すべてを覆い隠してばかりいると何も物事が進展しないのはお察しの通りだ。

だから、どもりという単語を放送コードに引っ掛けるのは間違った選択だと主張したい。




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